研究領域　社会・地歴・公民　

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社会的事象の意味や働きを多面的にとらえる指導の工夫

−調べたことから考える活動を通して−

長期研修員　　佐藤　明　

《　研究の概要　》

　 本研究は、調べたことから考える活動によって社会的事象の意味や働きを多面的にとらえようとしたものである。具体的には、調べ学習で児童が自分の学習課題を追究した後、お互いの学習課題についての知識や追究の視点を共有化するための発表活動、お互いの追究結果を意味や働きの面から関連付けるための話合い活動、調べて考えたことを再構成するために取り上げる社会的事象の将来像を考えて発表する活動を行った。
【キーワード：社会―小　　問題解決的な学習　　比較　　関連付け　　再構成　　多面的　】

調べたことを発表するだけでは終わらない社会科を目指して

一般的な「調べ学習」…自分の追究だけで満足してしまう
　
　「社会的事象の意味や働き」　 一面的なとらえ　



本研究での「調べ学習」…自分の追究を仲間の追究と比較し、関連付け、自分なりに再構成
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「社会的事象の意味や働き」　 多面的なとらえ


社会科でこそ身に付けるべき考え方

　比較 　　　　 関連付け 　 再構成

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