【8】あなたは、「総合的な学習の時間」において、具体的にどのような方法で児童の学習活動を評価していますか。以下の中からあてはまるものを選んでください。いくつ選んでもかまいません。ただし、9を選んだ学校は、どのような方法か簡単にお書きください。
1.ポートフォリオ
2.行動観察
3.発言・発表内容
4.作品
5.ワークシートの記述
6.面接やインタビューなど
7.ペーパーテストやパフォーマンステストなど
8.学校以外の方からの意見を聞く
9.その他 ( )
●結果と考察 教師・子ども・地域の評価力
行動観察が最も多く、90%近くを占めた。次に発言・発表内容が80%余り、ワークシートの記述が70%近くを占めた。設問【6】の結果と照らし合わせてみると、総合的な学習の時間において教師は、問題解決力や生きる力を評価することが求められるために、当然ペーパーテストで評価することはほとんどなく、このような評価方法の結果になったと考えられる。
しかしながら、子ども主体のポートフォリオ評価が40%余りであり、さらに面接・インタビューや学校以外の人から意見を聞くなどの方法が極端に少なかったことは、やはり教師主体の評価活動が中心になっているからだと考える。設問【7】の考察でも述べたように、今後、評価活動に子どもや地域の評価力を取り入れていくことが重要である。ポートフォリオ評価など子ども主体の評価方法や、子どもや地域が主体の評価方法についても積極的に取り入れていく必要がある。