【2】あなたは,「総合的な学習の時間」の学習で,楽しくないと感じるのはどんなときですか。 あうものはいくつでもえらんでかまいません。番号に○をつけてください。
1.自分がきょうみのあることが見つからず,なにをしたらよいかわからないとき
2.これからどんなことをしたらよいか,自分で目標や計画がたてられないとき
3.いっしょうけんめい調べても,なかなかわからないとき
4.じゅうぶんに考えたり調べたりする時間がたらないとき
5.友達と仲良く学習できなかったとき
6.いろいろな体験ができなかったとき
7.コンピュータで調べる時間が少ないとき
8.学習したあとで,じぶんの活動をふりかえるとき
9.そのほかにも楽しくないときがあった(どんなときかくわしく書いてください。)
●結果と考察 問題解決力を高めていくために
いっしょうけんめい調べても、なかなかわからないときと自分が興味のあることが見つからず、何をしたらよいかわからないときが50%以上を占めた。総合的な学習の時間で、あきらめてしまったり何をしたらよいかわからなかったりして、集中して取り組めていない子どもの様子がイメージとして浮かぶ。それに対して、じゅうぶんに考えたり調べたりする時間がたらないときやいろいろな体験ができなかったとき、コンピュータで調べる時間が少ないときなどは、主体的に学んでいる子どもの姿がイメージできる。総合的な学習の時間では、この2つのイメージのように、子どもの活動が大きく2つに分かれてしまう傾向があるように思う。それはやはり、総合的な学習の時間が子どもの主体的な学びを重視しているからだろう。
設問【1】の考察でも述べたように、子どもの問題解決力を高めていけるような評価活動の工夫が、総合的な学習の時間においての最大の課題だと考える。