Readme2  キーワード検索システム 導入の手引き  Ver0.73 H16.3.21 はじめに  このシステムは、ファイル名やファイル内のデータに含まれる文字や文を、予め分かち書きで「索引」に登録し ておき、入力されたキーワードと照合させてファイルそのものを検索したり、検索したファイルをクリックして実 行したりできる「インデックス型サーチエンジン」と呼ばれるものです。  ここで使用する分かち書き辞書は、【KAKASI】[漢字→かな(ローマ字)変換プログラム]の分かち書き辞書を最小 構成の語句に改編し、県内の地名等を追記したものです。 本システムは、以下のデータ形式ファイルの検索に対応しています。(対応アプリケーションがサーバ機にイン ストールされていなくても、検索システムとして利用することが可能です。もちろん、データを閲覧するには、そ れぞれのデータに対応したアプリケーションが使用するコンピュータごとに必要です。) ┌─────────────────────────┬───────────────────────┐ │   データ内のテキスト文が検索可能 │ ファイル名のテキスト文が検索可能 │ ├────────┬────────────────┼─────────┬─────────────┤ │ 拡張子名 │ 対応アプリケーション等 │ 拡張子名 │  対応アプリケーション等 │ ├────────┼────────────────┼─────────┼─────────────┤ │.csv │CSV形式 │.mdb │Access 95/97/2000/2002/XP │ │.rtf │リッチテキスト形式 │.swf │Macromedia-Flash │ │.doc │Word ver5.0/95/97/2000/2002/XP │.mpf │MANDARA │ │.xls │Excel ver5.0/95/97/2000/2002/XP │.mov │QuickTime │ │.ppt │PowerPoint 97/2000/2002/XP │.jpg /jpeg │静止画 │ │.jaw/JAW │一太郎 ver5 │.mpg /mpeg │動画 │ │.jbw/JBW │一太郎 ver6 │.mp3 │音声 │ │.jfw/JFW │一太郎 ver7 │.bmp │画像 │ │.jtd/JTD │一太郎 ver8/9/10/11/12/13/2004 │.gif │画像 │ │.txt/TXT │TEXT形式 │.tiff │画像 │ │.html/htm │HTML形式 │.png │画像 │ │.pdf │Adobe PDF形式 │.lzh │圧縮ファイル │ │.wj2/wj3 │Lotus DOS版 │.zip │圧縮ファイル │ │.wk3/wk4 │Lotus WINDOWS版 │.tar.gz │圧縮ファイル │ └────────┴────────────────┴─────────┴─────────────┘ (IANA規格のメディアタイプであれば、Perlを用いてデータフィルタに設定できます。また、gif,tiff,pngの 各ファイルは、他のデータに附属して使用されることが多いため、標準ではコメントアウトされています。) T 必要なシステム構成は、次の通りです。ご使用になる環境と照らし合わせてください。  後のトラブルを防ぐために、ぜひ再セットアップ、アップデートした状態で作業することをお勧めします。   サーバ機      Pentium以上のCPUを搭載するAT互換機 (Pentium133で動作確認済み) クライアント機(端末機) Pentium以上のCPUを搭載するAT互換機、NEC製PC98xxシリーズ機   OS        Microsoft Windows 95 OSR2以降 (Windows 98 SE以上を推奨) メモリ        32MB以上(64MB以上を推奨 但しMicrosoft Windows XPは128MB以上)   ハードディスク     約45MBを使用 (サーバ機はデータ量に見合うハードディスク容量が必要)   ディスプレイ     解像度800×600ドット以上   その他      校内LANなどのネットワーク環境で、固定IPアドレスが使用できること            (Webブラウザを使って、サーバ機単体での使用も可能)            USB1.0以上、IEEE1394等以上などの外部接続環境があると、データ更新が容易。            (Windows 98以上のOSでないと、USB機器を接続して使用することはできません。) U データの入ったハードディスクを外付けします。  @USBのドライバが使用可能であれば、USBプラグを差し込むだけでコンピュータに認識されます。  A内蔵されたハードディスクも使用できますが、その場合、自助努力でデータコピーしてください。(10GBのデ  ータコピーする場合、LAN経由の場合は、4〜8時間程度を要します。USB1.0の場合は、3〜4時間程、USB2.0以上(  または、IEEE1394)の場合は、0.5〜1時間でコピーできます。) Bデータの入ったハードディスクのドライブを調べます。マイコンピュータを右クリックして○ドライブに入っ  ていることを確認します。以下【○群】の○は、このドライブ記号を示します。  *Windows OSは、動的なドライブ構成を許容(ドライブの名称変更、ドライブの追加ができること)しますので、  設置後はシステムの構成を極力変更しないでください。(変更する場合は、末尾の≪トラブルシューティング≫  を参照してください。) V まず、次のファイルをインターネット上でダウンロードするなどして、入手してください。 Win9x(95、98、98SE、Me)系の場合は、インストーラ【InstMsiA】を次の場所から、入手します。   →http://download.microsoft.com/download/WindowsInstaller/Install/2.0/W9XMe/EN-US/InstMsiA.exe WinNT(2000・XPは不要)系の場合は、インストーラ【InstMsiW】を次の場所から、入手します。   →http://download.microsoft.com/download/WindowsInstaller/Install/2.0/NT45/EN-US/InstMsiW.exe 【ActivePerl-5.6.1.635-MSWin32-x86.msi】を次の場所から、入手します。   →http://downloads.activestate.com/ActivePerl/Windows/5.6/ActivePerl-5.6.1.635-MSWin32-x86.msi 【kakasi-2.3.4.zip】を次の場所から、入手します。   →http://kakasi.namazu.org/win32/kakasi-2.3.4.zip 【nmz2012.exe】を次の場所から、入手します。   →http://www.namazu.org/win32/nmz2012.exe 【d2txt110.lzh】を次の場所から、入手します。 →http://www31.ocn.ne.jp/~h_ishida/xdoc2txt.html [AN HTTPD](【httpd142k.zip】等)を次の場所から、入手します。(httpd142k.exeの自己解凍形式でダウン  ロードするのが便利です。) →http://www.st.rim.or.jp/~nakata/   なお、上記のリンク先アドレスは、平成16年2月現在のものです。(変更される場合が多いので、注意してく ださい。)   次に、設定ツール【sachi073.exe】があるかを確認します。ここでは、まだ解凍しないでください。      ここでは、検索システムのプログラムは、Cドライブにインストールするものとして作業を進めます。    インストールの説明で、「【○群】ドライブフォルダの中から」と指定のあるのは、検索されるデータを保存 するドライブが○ドライブであることを意味します。そのフォルダの中にある設定ファイルを使用して、以後の 作業を進めてください。つまり、検索したいデータを保存するのが、Fドライブならば、【F群】フォルダの中 から選んだ設定ファイルを、必ず使用してください。 W 手順を間違えないように本シートを印刷し、チェックしながらインストールしましょう。 (1) 《Win2000,XPの場合は、(1)の作業は必要はありません。(2)から始めてください。》   ActivePealのインストーラ(事前にインストール環境を整えるソフト)をインストールします。 下記のファイルを使用しているOSの合わせて選択します。アイコンをダブルクリックすれば、インストールは 完了です。もし、「インストーラは既に存在します」と表示される場合には、インストールの必要はありません。 (2)へ進んでください。また、再起動を求めてきた時には、〈Yes(はい)〉をクリックして再起動させてください。    *OSが次の場合は、インストールファイルが異なります。注意してください。  Win9x系の場合は、インストーラ【InstMsiA】をインストールしてください。   WinNT系の場合は、インストーラ【InstMsiW】をインストールしてください。 場合によっては、インストーラ【InstMsi】をインストールしてから再起動しないと上記のインストーラが インストールできない場合があります。入手先は、 Win9x系→http://download.microsoft.com/downloads/platformsdk/wininst/1.1/W9X/EN-US/InstMsi.exe WinNT系→http://download.microsoft.com/downloads/platformsdk/wininst/1.1/NT4/EN-US/InstMsi.exe (2) 【ActivePerl-5.6.1.635-MSWin32-x86.msi】(インタープリタ言語)をインストールします。  @【ActivePerl-5.6.1.635-MSWin32-x86】のアイコンをダブルクリックします。→〈Next〉をクリックします。  A「I accept the…」を選択(○の真ん中をポイントしてクリックすると、・が入ります)します。  B〈Next〉をクリックします。続いて〈Browse〉をクリックします。 Cインストールドライブが標準では[D:\Peal…]となっています。  ウィンドウの中の文字を[C:\Peal…]へ変更(半角英数字で「D」の文字を削除し、「C」 に変える)してください。  D〈OK〉をクリックし、画面が戻ったら〈Next〉をクリックします。 E「Enable PPM3 to …」の前の□の中でクリックし、チェックを入れた後、〈Next〉をクリックします。  「Add Peal…」と「Create Peal…」の前の□にチェックがあるのを確認後、〈Next〉をクリックします。  Fさらに、〈Install〉をクリックすると、インストールが開始されます。(約10〜20分間程度かかります。) G〈Finish〉をクリックすると、リリースノートが表示されます。(読んだら、閉じてください。) H再起動の表示が出ますので、〈Yes(はい)〉をクリックして再起動させてください。 (3) 【kakasi-2.3.4.zip】(かな→漢字[ローマ字]プログラム)を解凍します。  @【kakasi-2.3.4.zip】のアイコンをクリックし、マウスの左ボタンを押したまま、Lhasaや解凍レンジなどの 解凍ツールのアイコンの上に移動させ、左ボタンを離すと、自動的に解凍されます。  A作成された【kakasi】フォルダの辞書ファイルのアクセス権が「読み取り専用(R)」になっていると後ほど、  支障をきたします。C:\kakasi\share\kakasiフォルダ内の【itaijidict】及び【kanwadict】の「読み取り専用  (R)」属性を解除します。   具体的には、【kakasi】フォルダをダブルクリックして開き、中にある【share】フォルダをダブルクリック  して開きます。さらに中にある【kakasi】フォルダをダブルクリックして開くと【itaijidict】と【kanwadict】  の二つのファイルが表示されます。   まず、【itaijidict】ファイルをポイントし、右クリックすると表示されるメニューから[プロパティ]をク  リックします。表示された[itaijidictのプロパティ]の下部にある属性の三つの□のうち、「読み取り専用(R)」  の前のチェックをクリックしてはずします。(□の中が、空欄になるようにしてください。)   同様に、【kanwadict】ファイルも、読み取りの属性を解除します。 B修正した[kakasi](分かち書き辞書の【kakasi】フォルダ全体)を、C:\〜(Cドライブのルートディレクトリ)へ  コピーします。 具体的には、【kakasi】フォルダをポイントし、右クリックして、〈コピー〉をクリックします。 CマイコンピュータからCドライブをダブルクリックし、開いたウィンドウの上(中)で右クリックをし、〈貼 り付け〉をクリックし、その中に【kakasi】フォルダが作成されれば完了です。 (4) 【nmz2012.exe】(検索システム本体)をインストールします。  @【nmz2012】のアイコンをダブルクリックでインストール画面になります。  A解凍先フォルダ名を尋ねてきます。最下部のウィンドウが[C:\…]となっていることを確認して〈解凍〉をク リックします。もし、違う時は、ウィンドウの中の文字を[C:\…]へ変更(半角英数字で「D」などを「C」に変える だけ)してください。 B黒いDOS画面が表示されてセットアップするかを尋ねてきますので、「Y」キーを押し、続けてリターンキーを 押してください。 C黒いDOS画面で [Peal]のモジュールをインストールするかを尋ねてきますので、「Y」キーを押し、続けてリタ ーンキーを押してください。(PPMバッチファイルの生成に移ります。) D[readme]ファイルが表示されます。読んだら、ウィンドウを閉じてください。 (5) ダウンロードした【d2txt110.lzh】をW(3)@と同様な方法で解凍します。  @デスクトップ上に作成された【d2txt110】フォルダの中の【xdoc2txt.exe】ファイルの上でポイントした後、 右クリックし、表示される〈コピー〉をクリックします。  AC:\namazu\binフォルダへいくには、デスクトップの[マイコンピュータ]アイコンから[ローカルディスク] (C:)と記されたアイコン(この形はハードディスクを示します)をダブルクリックし、表示されるフォルダの中か ら、[namazu]のフォルダの上でダブルクリックします。] B表示されるフォルダの中から、[bin]フォルダの上でダブルクリックします。そこがC:\namazu\bin内です。 そのウィンドウの中で、右クリックし、〈貼り付け〉をクリックすると、【xdoc2txt.exe】ファイルが表示され て、完了です。 C同様にして、【zlib.dll】ファイルもコピーします。(これで、PDFファイル形式の文書を検索できます。) 但し、【zlib.dll】ファイルは隠しファイルになっていますので、ウィンドウ内に見つからない場合があります。     その場合は、デスクトップ左下のスタートボタンをクリックし、「設定」→「コントロールパネル」の順でポ  イントすると表示されるウィンドウ内の「フォルダ オプション」アイコンをダブルクリックしてください。   「表示」タブをクリックすると、「詳細設定」と記されたウィンドウが表示されますので、「ファイルとフォ  ルダの表示」項目の中の「すべてのファイルとフォルダを表示する」と書かれた前の○の中をクリックして、・  マークをいれます。   また、その項目の5番目くらい下の「登録されているファイルの拡張子は表示しない」の前の□内のチェック  をクリックして、はずしておきます。今後、そのファイルの拡張子が表示されますので、何かと便利です。 (WinNTなどの一部のOSでは、この作業ができません。その場合は、マイコンピュータなどをクリックすると開く  ダイアログボックスのメニューバーの「表示(V)」をクリックします。表示されたメニューの一番下あたりの「  オプション(O)」(「フォルダオプション」の場合もあり)をクリックして、「表示」タブをクリックします。   その中の「すべてのファイルを表示」の前の○の中をクリックして、・マークを入れてください。また、「登  録されているファイルの拡張子は表示しない」の前の□内のチェックをクリックしてはずします。) (6) 設定ツールの【sachi073.exe】をデスクトップ(Win2000の場合はadmini権限、XPの場合は、コンピュータ所   有者の氏名等を登録した管理者権限でログインしている必要があります。)にコピーし、ダブルクリックしま   す。表示されるメニューにしたがって、[Y]キーを押すだけで自動的に必要なファイルや設定がインストール   されます。(Win9x系は終了後、黒いDOS画面の右上にある×印をクリックして閉じてください。) @デスクトップ上に作成された【setup】フォルダの中から【 】づきで示した名前のフォルダやファイルを使用 しますので、ダブルクリックして開いたままにしておきます。  A【setup】フォルダを開き、【dataA】フォルダと【indexA】フォルダを、ご使用になるハードディスクドライ ブのルートディレクトリへコピーします。例えば、Dドライブならば、[D:\〜]にコピーします。以後、この ドライブ名のついた【○群】フォルダの中のファイルを使用することを、しっかり意識して作業を進めてくださ い。 (7) Webサーバソフト [AN HTTPD](2004.2月現在は【httpd142k.zip】)をW(3)@と同様な方法で解凍します。  @解凍後に作成された【httpd142k】のフォルダ名を【httpd】に書き換えます。フォルダをポイントした後、右  クリックするとメニューが表示されますので、下から2番目の「名前の変更(M)」をクリックすると、フォルダ  名が反転表示されます。バックスペースキーを押して文字を消し、半角英字(小文字)で「httpd」と入力し、リ  ターンキーを押せば、フォルダ名が変更できます。  A作成した【httpd】フォルダをC:\以下にコピーしようとすると、「既にhttpdフォルダが存在します。…」と聞  いてきますので、<すべて上書き(A)>ボタンをクリックしてください。   B【httpd】フォルダをダブルクリックして開くと、黄色のアイコンの【httpd.exe】がありますので、ダブルク  リックすると、インストールされます。必要に応じて[readme]ファイルを読んでください。  Cタスクバー(デスクトップ右下、角のウィンドウ)に表示された、黄色のアイコンを右クリックすると、メ ニューバーが表示されますので、その中から「オプション一般(G)」をクリックします。  D「オプション/一般」のダイアログボックスが開くと、[一般]のタブが最前面に表示されています。 E「ドキュメントルート」のウィンドウ内にカーソルを置き、半角英数字で「○:\dataA」(○はdataAをコピー  したハードディスク名)と記します。(但し、すべて半角で記し「○」内の英字、dataAの「A」は大文字であるこ  とを、よく確認してください。) F「ポート」と記されたウィンドウ内にカーソルを置き、半角数字で「80」と記します。  G「デフォルトインデックス」と記されたウィンドウ内にカーソルを置き、半角英字で「sachi.html」と記し ます。 H[アクセス制御]のタブをクリックし、左下の「最大数」と記されたウィンドウの数字を、使用するネットワ ーク上のコンピュータ台数に{例えば、10台なら「10」}します。なお、この数は、同一ファイルへのアクセ ス制限数です。単に数値のみを大きくすると、ネットワーク上でコリジョン(ネットワークの通信が混雑して停 止状態になること)が発生し、接続できないこともありますので、後ほど実際に運用しながら再調整してくださ い。設定を終えたら、<適用(A)>をクリックします。 IWin9x系の場合は、サーバが自動起動する構成にしました。万一、自動起動しない場合は、C:\httpdフォルダ  内の【httpd.exe】ファイルをポイントし、右クリックして〈コピー〉をクリックします。次に、プログラムメ  ニューから、[スタートアップ] をポイントし、右クリックして表示される<貼り付け>をクリックするなどの  対応をしてください。  JWinNT,2000,XPの場合は、「サービス」のタブをクリックし、「サービス」と記された□の中をクリックした 後に〈OK〉ボタンをクリックすると、サービスを開始するメッセージが表示され、以後は自動的に起動します。  Kそのほか、ログインパスワードの設定、接続の拒否などもできますが、詳細は[AN HTTPD]の[readme]ファイ ルを、ご参照ください。   Lすべて<適用(A)>をクリックし、〈OK〉をクリックした後、Windowsを再起動させます。  M再起動したときに、右下のタスクバーに黄色のアイコンが表示されていれば、自動的に起動しています。 (8) 設定ファイルを次のように、指定フォルダへコピーします。(W(5)@と同じようなコピー作業です。)  @デスクトップ上に作成されている【setup】フォルダ内の【○群】フォルダをダブルクリックして開き、 【.namazu.rc】ファイルをC:\httpd\cgi-binフォルダ内へコピーします。  A搭載されているメモリの大きさがWin9x系やWinNT、Win2000で64MB上、WinXPで128MB以上ならば、既に自動 的に以下の処理がなされています。この作業は、メモリが32MB以下の場合や大容量のメモリを十分に活用した い場合にのみに限って実施してください。   具体的には、【setup】フォルダ内の【NO.〜】の付いたフォルダから、使用環境に合わせた【mknmzrc】ファ イルを選んで、C:\namazu\etc\namazuフォルダ内に、上書きコピーします。 ┌────────┬───────────────────────┬───────────────┐ │  使用のOS │ Win9X,WinNT,Win2000 │ WinXP │ ├────────┼───────┬───────┬───────┼───────┬───────┤ │ 搭載メモリ容量 │ 32MB │  64〜96MB │  128MB以上 │  128MB │ 256MB以上 │ ├────────┼───────┼───────┼───────┼───────┼───────┤ │使用するファイル│ NO.1フォルダ │ NO.2フォルダ│ NO.3フォルダ │ NO.2フォルダ │ NO.3フォルダ │ ├────────┼───────┼───────┼───────┼───────┼───────┤ │利用可能なファイ│ 2MB〜10MB │ 10MB〜30MB │ 30MB〜50MB │ 10M〜30MB │ 30MB〜50MB │ │ルサイズの上限 │   まで │ (作業は不要)│   まで │ (作業は不要) │   まで │ └────────┴───────┴───────┴───────┴───────┴───────┘   上記のファイルサイズの上限を超える場合は、インデックス化の時に無視され、検索はできません。常時起動 しているソフトなどによる負荷を考えて、利用可能なファイルサイズに幅を持たせています。 また、【mknmzrc】ファイルをEUC対応エディタで開き、独自の設定することも可能ですが、システムリソース が不足し、動作が不安定になりやすいことに注意してください。 (9) インデックス化をタスク処理で自動実行できるように設定します。(Win2000,XPの場合はF以降を参照)  @デスクトップ上に作成されている【setup】フォルダ内の【○群】フォルダからWin9X系用フォルダをダブルク リックし、その中の【mknmz.job】をC:\WINDOWS\Tasks(「タスク」の場合あり)フォルダ内にコピーします。 WINDOWSフォルダは開く際に、左の中ほどに青い文字で表示される「ファイルの表示」をクリックしないと、フォ ルダを開くことがでませんので注意してください。  Aコピーした【mknmz.job】ファイルを右クリックし、<プロパティ>ボタンをクリックします。  Bその中の「スケジュール」タブをクリックし、タスクのスケジュールと記された、下のウィンドウの右端の▼ マークをクリックして、「日単位」「週単位」などの中からインデックス化をする頻度を決定してクリックしま  す。通常は、「1回のみ」でよいでしょう。また、職場などのファイルサーバとして利用する場合は、「日単位」  などを選択してクリックします。  Cその右にある開始時間は、お昼休み等で使用されない「12:00」ぐらいに設定しておくとよいでしょう。  D<適用(A)>に続き、<OK>ボタンをクリックすると、設定終了です。  Eデータファイル内を照合して、破損データを回避するインデックス方法をとっていますので、1GBのデータの  場合、およそ1〜2時間を要します。(USB1.0等で外部ハードディスクを設置している場合は、さらに数倍の時間  を要します。)   ここで、インデックス化を開始するかを慎重に判断してください。(すべての設定を終えてからでも遅くあり  ません。)【mknmz.job】ファイルを右クリックし、<タスクの実行>ボタンをクリックすると、黒いコマンド  画面が表れ、インデックス化が開始されます。  FWin2000,XPの場合は、【setup】フォルダ内の【○群】フォルダから【Win2000・XP用】のフォルダを開き、そ  の中の【mknmz.job】を使用して、@〜Eと同様の作業で設定します。但し、「C:\WINDOWS\Tasksフォルダ内に  コピー」のところを「C:\WINNT\Tasksフォルダ内にコピー」に読み替えて作業してください。   しかし、パスワードの設定が必要となる場合は、添付のファイルを使用して設定することはできません。以下  の記述を参照しながら、タスクファイルを作成してください。   *タスクで「実行するファイル名」の記述例 ┌───────────────────────────────────────────────────────┐ │C:\namazu\bin\mknmz.bat --all --deny="sachi.html|index*.html" --no-encode-uri --output="D:\indexA" "D:\dataA" │ └───────────────────────────────────────────────────────┘   なお、記述中の"D:\indexA" "D:\dataA"のドライブ名は、使用環境に合わせて変更してください。   OSがWinNTの場合には、サービスパック6にアップグレードすると、同様にタスクを使った処理が可能です。 その場合は、【Win2000・XP用】の【mknmz.job】ファイルを使用してください。 インターネットでアップグレードする環境にない場合等には、ATコマンドによる対応が可能です。 以下、-----まで、ATコマンドを利用する説明です。WinNTで使用する場合以外は、読み飛ばしてください。   1 admini権限で、ログオンします。   2 scheduleサービスが実行中になっていない場合は、[タスク]ウィンドウで[詳細設定]をクリックし、[タス    クスケジューラの使用開始]を選択してください。   3 [スタート]→[プログラム]の順でポイントし、表示されたメニューから[コマンドプロンプト]をクリックし    ます。   4 コマンドラインから、次の例を参考に入力してください。(毎日12:00からインデックス更新をする場合)      C:\>at 12:00 c:\namazu\bin\mknmz.bat -a, --deny="sachi.html|index*.html" -U, --output="D:\indexA" "D:\dataA"   5 入力内容を確認したら、リターンキーを押してください。「新しいジョブをジョブ ID=1 で追加しました。」    とメッセージが表示されれば完了です。   6 ATコマンドによる設定を取り消す場合は、1〜3の手順を踏んだ後、コマンドラインから「at 1 /delete」    (但し、atの後の数字は、上記の「 ID=□ 」の数字を使用)と入力し、リターンキーを押します。    なお、コマンドラインから「 at 」と入力すると、すべてのATコマンド内容が表示されます。      以上、簡単に紹介しましたが、詳しくはWinNTのマニュアル等で、ご確認ください。  -----------------------------------------------------------------------------------------------------  Gタスクスケジューラのショートカットをデスクトップ上に作成します。【mknmz.job】ファイル自体のショート  カットは作成できませんので、C:\WINDOWS\Tasks(「タスク」の場合あり。Win2000・XPはC:\WINNT\Tasks)フォルダ  へのショートカットを作ります。@の時のようにC:\WINDOWSを開いて、その中の[Tasks(「タスク」の場合あり)]  フォルダを右クリックし、デスクトップ上へドラッグします。メニューから<ショートカットをここに作成(S)>  を選び、クリックすると作成されます。 H以後、設定時間以外にインデックス化を実行したい場合は、このショートカットを開いて【mknmz.job】ファイ  ルを右クリックし、メニューから<タスクの実行(U)>を選んで、クリックして実行させます。 X インストールしたコンピュータ(以下、サーバ機と呼称します。)のネットワーク環境を設定します。  @ネットワーク環境を調べ、本コンピュータのTCP/IPプロトコルの固定アドレスを設定します。   もし、ネットワーク(校内LANなど)が構成されていないときは、XBから始めてください。   ネットワーク(校内LANなど)が稼働しているコンピュータの[マイネットワーク](Win9x系の場合は、[ネットワ  ークコンピュータ])アイコンを右クリック(Win2000,XPの場合は、さらに[ローカルエリア接続]を右クリック)し  て、プロパティを表示させ、[TCP/IPプロトコル]をクリックしてから、表示されるプロパティをクリックしま  す。  A表示されたIPアドレス(4つの組数字)、サブネットマスク(4つの組数字)をメモして、〈キャンセル〉をクリッ  クします。(記されていない場合は、ネットワーク管理者に相談してください。勝手に行うと問題を生じます。通  常、DHCPサーバで管理されている場合は、固定IPアドレスの取得が必要です。)  Bネットワーク管理者に、固定IPアドレスを使用する許可を得ます。外部とLAN接続していない場合は、サーバ機  に使用した固定IPアドレスが、担当者間で分かるように報告、公示してから使用します。  CWin9x系の場合は、デスクトップ画面の左下の〈スタート〉をクリック、〈設定(S)〉、〈コントロールパネル〉  の順でポイントし、〈コントロールパネル〉をクリックします。〈ネットワーク〉をダブルクリックし、ウィン  ドウの中の[TCP/IPプロトコル→(アダプタメーカー名が続く)]をクリックしてから、プロパティをクリックし  ます。   Win2000,XPの場合は、〈スタート〉をクリック、〈設定(S)〉、〈コントロールパネル〉の順でポイントし、  〈コントロールパネル〉をクリックします。〈ネットワークとダイヤルアップ接続〉をダブルクリックし、表示  される〈ローカルエリア接続〉をダブルクリックし、ウィンドウの中の[TCP/IPプロトコル→(アダプタメーカー  名が続く)]をクリックしてから、プロパティをクリックします。  D[次のIPアドレスを使う]の前の○(ラジオボタン)の中をクリックして「・」を入れ、Bで決定した固定IP  アドレス(4つの組数字)、サブネットマスク(4つの組数字)を記します。校内LANが構成されてない時(ケーブル  が他のネットワークに物理的に接続していない等)は、[192.168.1.2][255.255.255.0] などと入力します。  EWin2000,XPの場合は、この作業は必要はありません。Win9xの場合は、識別情報のタブをクリックして、[コン  ピュータ名][ワークグループ]の設定は、既定のままで問題なく動作します。万一、記されていない場合には、  [コンピュータ名]に「serverG」、[ワークグループ]に「workgroup」などと記します。  Fすべて〈OK〉をクリックすると、再起動を求めてきますので〈はい(Y)〉をクリックします。 Y サーバ機(本コンピュータ)のブラウザ(ここではインターネットエクスプローラ)を設定します。  @インターネットエクスプローラのアイコンを右クリックし、プロパティを開きます。全般タブをクリックし、  ホームページとして使用するアドレスウインドウの文字を削除して[http://localhost]と書き換えます。  A接続タブをクリックし、〈LANの設定〉を押して、ローカルエリアネットワークの設定画面を表示させます。  [プロキシサーバーを使用する]の前の□の中でクリックして、チェックが入っているかを確認します。(LANで  インターネットが使用可能ならば、既にチェックが入っています。もし、入っていない場合は、半角で左のウィ  ンドウ(アドレス)に「ne.jp」、右のウインドウ(ポート)に「8080」と記します。)  B[ローカルローカルアドレスには、プロキシサーバーを使用しない]の前の□の中でクリックし、チェックが  入ったかを確認します。  C〈詳細〉をクリックし、[例外]と表示されたウィンドウの中でクリックして、本コンピュータのIPアドレス  (XAで用いた4つの組数字)を、最後にピリオドを打たないように注意て入力します。また、既に記入がある場  合には、セミコロン「;」を入力してから、本コンピュータのIPアドレスを記します。  Dすべて〈OK〉をクリックして終了させます。 Z クライアント機(本サーバ機の端末として使うコンピュータ)のネットワーク(校内LANなど)が設定されて いな  い場合、次の作業が必要となります。  @Win9x系の場合は、デスクトップ画面の左下の〈スタート〉をクリック、〈設定(S)〉、〈コントロールパネル〉  の順でポイントし、〈コントロールパネル〉をクリックします。〈ネットワーク〉をダブルクリッ クし、ウィン  ドウの中の[TCP/IPプロトコル→(アダプタメーカー名が続く)]をクリックしてから、プ ロパティをクリックし  ます。   Win2000,XPの場合は、〈スタート〉をクリック、〈設定(S)〉、〈コントロールパネル〉の順でポイントし、  〈コントロールパネル〉をクリックします。〈ネットワークとダイヤルアップ接続〉をダブルクリックし、さら  に表示される〈ローカルエリア接続〉をダブルクリックし、ウィンドウの中の[TCP/IPプロトコル→(アダプタメ  ーカー名が続く)]をクリックしてから、プロパティをクリックします。  A[IPアドレスを指定]の前の○の中をクリックして、XAのグループのIPアドレス、サブネットマスクに準じ  て記入します。例えば1台目は[192.168.1.11][255.255.255.0] などと入力します。その際にサーバ機と同  一のIPアドレスは使用できません。2台目以降は[192.168.1.12]と4つ目の数字を変 えていきます。   Win9x系の場合は、識別情報タブをクリックすると表れる[コンピュータ名][ワークグループ]の設定は、  既定のままで問題なく動作します。万一、記されていない場合には、[コンピュータ名]に「pc1」、(2台目以  降は、「pc2」「pc3」…のように変えます)[ワークグループ]に「workgroup」(2台目以降もすべて同じ名称)  などと記します。  Bすべて〈OK〉をクリックすると、再起動を求めてきますので〈はい(Y)〉をクリックします。 [ クライアント機のブラウザ(インターネットエクスプローラ)を設定します。なお、DHCPサーバで管理されるイ  ントラネット内では、この作業は必要ありません。\から、作業を続行してください。   @インターネットエクスプローラのアイコンを右クリックし、〈プロパティ〉をクリックします。接続タブをク  リックし、〈LANの設定〉をクリックして、ローカルエリアネットワークの設定画面を表示させます。  A[プロキシサーバーを使用する]の前の□の中でクリックします。(LANでインターネットが使用可能ならば、  既にチェックが入っています。もし、入っていない場合はネットワーク管理者に相談してください。)  B[ローカルローカルアドレスには、プロキシサーバーを使用しない]の前の□の中でクリックします。  C〈詳細〉をクリックし、「例外」と表示されたウィンドウの中でクリックして、サーバ機(プログラムをインス  トールしたコンピュータ)のIPアドレス(YCで用いた4つの組数字)を記します。  Dすべて〈OK〉をクリックして終了させます。 \ クライアント機のブラウザを開いて、サーバ機へのリンク(1回の作業で開くボタン)を設定します。  @インターネットエクスプローラをダブルクリックします。(もし、他のメッセージが出て、開けない場合は、添  付ファイルの中のHTML(青いeマークの付いた)ファイルをダブルクリックしてください。)  Aアドレス(D)と記されたウィンドウ内に[http://(IPアドレスの4組の数字を半角で、間はピリオドで区切る。)  /sachi.html]と記します。サーバ機のIPアドレスが「192.168.1.2」の場合は「http://192.168.1.2/sachi.html」  となります。  BG-TaK.NETのトップ画面が表示されたら、[お気に入り]をクリック、続いて〈お気に入りに追加〉を クリッ  クして、使う人の覚えやすい、すべてに共通した登録名を付け、〈OK〉をクリックします。必要に応じて、デス  クトップに専用のショートカットアイコンを作成しておくのも、よいでしょう。  以上で、すべての作業が完了です。   このあと、ハードディスクドライブの【dataA】フォルダに、コンテンツデータをコピーします。   その後にタスクスケジューラへのショートカットを開き、【mknmz.job】ファイルを実行します。 すべてのクライアント機から、検索システムのメインメニューが表示されるかを確認してください。   デスクトップにある【setup】フォルダは、再インストールの際に必要なこともあります。   気になるようなら、×印をクリックして閉じてください。       運用を開始したら、「Readme3 運用の手引き」を読み、必要に応じてメンテナンスを実施してください。 ] アンインストールの方法について  @まず、サーバソフトが稼働中の場合は、停止させます。デスクトップ画面の右下のタスクバーに表示された黄  色のHTTPアイコンをポイントし、右クリックするとメニューが表示されます。一番下の「終了(X)」をクリックす  ると停止します。  A次に、Cドライブを開いて、【httpd】フォルダ、【kakasi】フォルダ、【namazu】フォルダを削除します。  効率的に削除するには、[Ctrl]キーを押しながら、3つのフォルダのアイコンをクリックした後、右クリック  すると、メニューが表示されますので、下から3番目あたりの「削除(D)」をクリックすると、「削除してよい  か」と聞いてきますので、「はい(Y)」をクリックすると、ごみ箱に入ります。  Bデスクトップ画面の左下の「スタート」をクリックすると表示される「ファイル名を指定して実行(R)」をク  リックします。表示されたウィンドウの中に、「regedit.exe]と半角英字で入力し、<OK>ボタンをクリックし  ます。  Cレジストリエディタが起動します。左の階層で表された図中の「HKEY_LOCAL_MACHINE]のフォルダマークの前の  「+」マークをクリックすると、下の階層のフォルダが現れます。  D「SOFTWARE]のフォルダマークの前の「+」マークをクリックすると、下の階層のフォルダが現れます。その中  の「AnHttpd]のフォルダマークをクリックすると、反転表示になります。そのまま、さらに右クリックし、表示  されたメニューの「削除(D)」をクリックします。「このキーを削除してよろしいですか」と聞いてきますので、  「はい(Y)」をクリックすると、「AnHttpd]のフォルダマークが消え、削除されます。  E【ActivePerl】の削除については、デスクトップ画面の左下の「スタート」をクリックすると表示される「設  定(S)」をクリックし、右側に現れたメニューの中から「コントロールパネル(C)」をクリックすると、ウィンド  ウが開きます。  Fそのウィンドウの中の「アプリケーションの追加と削除」のアイコンをダブルクリックし、表示された「現在  インストールされているプログラム」の中から、「ActivePerl5.6.1…」の上をクリックします。  G反転表示された二つのボタンのうち、右側の「削除(R)」をクリックすると、「ActivePerl…を削除しますか  ?」と聞いてきますので、「はい(Y)」のボタンをクリックすると、削除が自動的に開始されます。  H【○群】ドライブにデータが残っていますので、そのドライブのルートディレクトリを開き、【dataA】フォル  ダと【indexA】フォルダを、Aと同様な方法で削除します。  I「タスクスケジューラ」のショートカットをクリックして開き、【mknmz.job】ファイルを削除します。  JWin9x系の場合は、デスクトップ画面の左下の<スタート>をクリックすると、表示されるメニューから→<プロ  グラム>、<スタートアップ>の順でポイントします。表示されたを右クリックし、表示されるメ  ニューから<削除(D)>をクリックして、サーバソフトの自動起動を解除します。  K最後にデスクトップ上にある【setup】フォルダと【Sachi073.exe】ファイル、「辞書追加修正ツール」「全文検 索メニュー」「タスクスケジューラ」へのショートカットを同様に削除します。   ごみ箱を空にして再起動すれば、導入により増えたフォルダやファイルは、何一つありません。 完全にアンインストールが完了しました。 ≪トラブルシューティング≫    (1)サーバ機が動作しない場合 《ケース1》起動しても「ページを表示できません」の画面になる。 対策→LANケーブルをチェック       「 http://○.○.○.○/sachi.html 」で接続しても画面にキーワード検索システムのメイン        メニューが表れない時は、(3)の項目を参考にしてLAN接続を確認してください。 《ケース2》サーバが、自動起動しない。 対策→スタートアップに登録します。         Win2000,XPの場合は、[AN HTTPD]サーバソフトは自動起動の設定になっていますが、もし設定を        変更して自動起動しなくなった場合は、W(7)Kのようにスタートアップに【httpd.exe】のショー トカットを登録しますと、コンピュータの起動に合わせて、サーバソフトが自動的に稼働します。 《ケース3》その他  対策→本来のデータドライブ場所と【○群】フォルダから選んだファイルが一致して いないことに起因するトラブルによるものがほとんどです。     X(2)に基づいて、正しい設定ファイルを上書きコピーします。原因は、作業の手順ミスか、導入 後に新たにリムーバルディスクなどのドライブが追加されたことによることが考えられます。  (2)サーバ機のデータドライブの場所が変更された場合 @ドライブ構成を変更した場合、G-TaKデータがあるハードディスクドライブが 、○ドライブになっているか を確認してください。   Aもし、○ドライブならば【setup】フォルダ内の【○群】のフォルダから【.namazu.rc】をC:\httpd\cgi-bin   フォルダ内へ 上書きコピーします。   B次に、タスクバー(デスクトップ右下、角のウィンドウ)に表示された、黄色のアイコンを右クリックする と、メニューバーが表示されますので、その中から「オプション一般(G)」をクリックします。   C「オプション/一般」のダイアログボックスが開くと、[一般]のタブが最前面に表示されています。 D「ドキュメントルート」のウィンドウ内の記述のうち、「○:\dataA」の○の部分が、変更されたデータドラ イブ名に書き換えます。   EW(9)を参照して【○群】フォルダ内の該当0Sのフォルダから【mknmz.job】ファイルを、同様に上書きコピ ーします。   F再起動させて、検索できるかを確認します。  (3)クライアント機のブラウザが動作しない場合 @Z@の作業をして 、[TCP/IPのプロパティ]を表示させ、IPアドレスに[192.168.1.○]、サブネットマス クに[255.255.255.0]などと設定されているかを確認します。なお、ネットワーク(校内LAN)にDHCPサーバシス テムを用いている場合は、〈IPアドレスを自動的に取得〉(空欄のまま)で問題ありません。 Aデスクトップ画面から〈スタート〉をクリック、〈プログラム〉をポイントすると右側に表示される〈MS-DOS プロンプト〉(Win2000,XPは〈コマンドプロンプト〉)をダブルクリックします。表れた黒いウィンドウの中の [ C:\WINDOWS> ]に続いて、「ping 192.168.1.2」などとサーバ機のアドレスを入力し、LANが接続されている かを確認します。返される応答のうち、一つでも「Request timed out.」の表示があれば、LANケーブルが物理 的に接続していない可能性があります。配線をたどって点検してください。  (4)辞書作成ボタンを押しても、新しい辞書が作成されない場合      @新しい語句を登録しても、存在するはずの語句が一つの語句としてキーワードとして検索されない場合は、   C:\kakasi\share\kakasiフォルダ内の【kanwadict】ファイルが、コピーした際に「読み取り専用」になって   います。      A【kanwadict】ファイルをポイントし、右クリックすると表示される[プロパティ(R)]をクリックします。      B下の方に表示されている属性のうち、「読み取り専用」の前の□のチェックをクリックして、はずしてくだ   さい。 (5)検索ウィンドウに、入力すると「入力した単語にマッチするデータはありませんでした。」と表示される場合   @検索ウィンドウに必ずあるはずのファイルの拡張子(txtやdocなど)を入力してみてください。もし、それで   検索結果が表示されるならば、C:\kakasi\share\kakasiフォルダ内の【itaijidict】ファイルが、コピーした際 に「読み取り専用」になっています。 A【itaijidict】ファイルをポイントし、右クリックすると表示される[プロパティ(R)]をクリックします。      B下の方に表示されている属性のうち、「読み取り専用」の前の□のチェックをクリックして、はずしてくだ   さい。 (6)OSのみをインストールしただけでシステムを構成すると、データ内にテキスト文のあるファイルは、インデッ  クスに対応していない旨のメッセージが表示される場合     [xdoc2txt]というテキストリーダは、インデックスする際に、一旦Wordのファイルとして読み出します。した  がって、データ内にテキスト文のあるファイルがWordへ関連付けられている必要があります。関連づけの操作は  少し複雑ですので、一度Word2000以上のバージョンをインストールするのが、最も簡単な対処法です。   正常にインデックスできるようになったら、Wordをアンインストールしても、支障なく動作します。