幼稚園の職員の感想より

 ○ 生徒さんが意識をもって学習されているからでしょうか。予想していたよりずっと生徒さん達の行動が
  主体的で目的意識もしっかりしていることを感じました。
    幼児に対しても優しく温かい態度で接する姿は、とても好感がもてました。幼児も思わず無理を言っ
  てしまったり甘えてしまったりしている姿も多々見られましたが、とても柔軟に対応していただき、安心し
  て見ていられました。
   日頃かかわることのない高校生と幼稚園児の交流は、どちらにとっても価値あるもの。互恵性のある
  交流となったことを感謝しております。ありがとうございました。
   また交流できることを楽しみにしております。 
 ○ 高校生との4回の交流は、とても楽しかったようです。初回の緊張していた表情が、少しずつほぐれて
  きた様子がよく分かりました。園生活の中では、ゴミの分別やリサイクルといった話をする機会がなかっ
  たので、この交流を大切にし、少しでも意識づいた気持ちが薄れないようにしていきたいと思います。
    遊びを取り入れての環境教育はとても良かった!!

保護者の感想より

 ○ 日本人はどちらかというと”使い捨て”を主として生活してきたと思います。でも今は、世界で「ゴミ」と
  いうものをしっかり考えなければならないと思います。”小さなことからコツコツと”まず家の中からという
  ことで協力していけたらと、こういう機会を与えてもらえて良かったと思います。
 ○ 子供にクイズを出され最初答えられなかった。子供が得意気に答えを教えてくれたので、子供に自
  信がついたと思う。
    登園中に高校生を見ると「あのお兄ちゃん、ぼくと遊んだ人」と見かける高校生ほとんど全員に言っ
  てました。すごく楽しかったのだと思います。 
 ○ 一般的に消費者側が環境問題にとりくもうとすると、ペットボトル・トレーの分別、カン・ビンの捨て方、
  スーパー袋をもらわないなど、最終段階での意識・注意レベルの取り組み方になるが、商品を売る側が
  簡易包装にしたり、まず、その前の段階でのペットボトル・トレーをつくらない、カン・ビンを回収する、ス
  ーパー袋は販売するようにするなど、一つの商品が一消費者の元に渡るまでの間に発生する、ゴミにな
  ると思われるものを排除するルートに変えるような根本的な変革でないと、環境保全までは遠いような
  気がするぞ。 
 ○ 高校生という世代は親や兄弟と違い、普段あまり接することのない年頃です。そういう人達と交流で
  きるだけでもすごく有り難いのに、さらに、ただ遊ぶだけでなく一緒に学習もでき、とても良かったと思い
  ます。これからも、いろいろな分野で、また、一緒に遊び、学べたら・・・と願います。