学習 過程 |
時 間 |
形態 |
○ねらい ・主な学習活動 |
指導上の留意点 ☆:研究上の手だて ◇:配慮を要する子どもへの支援 |
具体的な評価規準 <評価方法> |
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題 材 に 出 会 う |
1 5 分 30 分 |
全 全 |
・題材について知る。 ○クレーの作品を鑑賞し、作品のなかに見られる美しい形や色の組合せを見付ける。 ・作品を鑑賞し、形や色の美しさについて感じたことや考えたことを語り合う。 |
学習テーマ |
関・意・態 ・作品に興味を示し、美しい形や色を見付けようとする。 <活動の様子> 鑑賞 ・形や色の特徴や様子について感じたことや見付けたことを言葉にする。 <発言内容> |
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美しい形や色の組合せを考えよう |
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・学習テーマを提示し、美しい形や色、その組合せについて考えることを中心に作品づくりを進めることを伝える。 鑑賞のテーマ |
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クレーさんの作品をみて、美しい形や色の組合せを見付けてみよう。 |
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☆はじめに作品鑑賞を通して、作品のなかに見られる美しい形や色を見付けることから学習を進める。 ・鑑賞する作品は、形や色の組合せの美しさや楽しさ、おもしろさを感じやすい作品を用意する。 [鑑賞する作品]パウル・クレー作の4点を鑑賞する。 @「にぎわう港」 A「青の上の果実」 B「透かし絵のある紙」 C「赤いまなざし」 ※作品は「現代世界美術全集」(集英社刊)の図版 <板書> |
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鑑賞のポイント ◇どんな形や色が見えるか? ◇何がかかれていると思うか? ◇どんな感じがするか? ◇美しいと思う形や色の組合せを見付けられるか? |
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☆作品に形や色の組合せの美しさや面白さを感じ取れるか、 あるいは、どのような組合せから感じ取れるかに着目した意見交換ができるように話合いを進める。 ◇考えがまとまらなくても、気付いたこと、思い付いたことから自由に発言できるようにし、つぶやきを拾い上げられるように心掛ける。 ◇いろいろな見方、感じ方ができることを伝え、いろいろな意見が出てくることを奨励する。 ・鑑賞の最後に、出てきた意見についてまとめ、意見交換の成果を認める。 |
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10 分 |
・次の学習の見通しをもつ。 |
☆みんなで試行する学習「ためしてみよう」の取組について説明する。 <板書> |
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ためしてみよう −版画でどんな美しさを表わすことができるか試してみよう− 課題をたてる 美しい形や色の組合せを考え,試してみたい組合せを見付ける。 ためしてみる 組み合わせてみたい形を3枚の版木それ ぞれに分けて彫り,色の組合せや重ねる順序や位置を変て,重ね刷りをしてみる。 結果を確かめる 完成した版画をみて,どんなところに,どんな美しさが見られるか,自分の考えを出し合う。 |
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(休憩 5分) |
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み ん な で 試 す |
2 20 分 |
グ ルー プ |
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ためしてみよう | |||||||||
課題をたてる ○型紙と版画インクの色をもとに美しい形や色の組合せを考え、ためしてみたい組合せを決める。 ・試してみたい形や色の組合せについて話し合う。 |
話し合いのテーマ |
関・意・態 ・試してみたい組合せについて話し合い、製作への意欲をもつ。 <活動の様子> 発想・構想 ・試してみたい組合せを考える。 <活動の様子> |
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型紙と版画インクの色をもとに美しい形や色の組合せを考え、試してみたい組合せを決めよう。 |
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・話し合いのテーマに沿って、自分たちで試してみたい形や色の組合せについて、グループごとに話し合うように伝える。 |
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−製作の内容− 多版多色の木版画をつくる。 版画には,3枚の版を用意し,それぞれの版に別々の形を彫り,色をつけ,重ねて刷り版画にする。 はじめに,重ねる形,色を決める。形は,円,四角形,三角形などの形を印刷した型紙を用意し,型紙のなかから選ぶ。色は,版画インク7色(赤,青,緑,黄,朱,茶,黒)のなかから選ぶ。 次に,版木(ハガキ大14.8×10.0a)にそれぞれ形を写し,彫るところ,残すところを確かめ,彫刻刀で彫る。 版ごとに色を変え,重ね刷りをする。重ねる色,重ねる順序,形の重なり方(版の置き方)などを変えながら数枚の版画を刷り上げる。 |
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☆色の組合せを複数組み考え、決めるように伝え,いくつかの組合せを試し、比べることができるようにする。 ◇発言の少ない子どもに言葉をかけ、自分が試してみたい と思う組合せを考えられるようにする。 |
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20 分 |
全 |
試してみる ○製作の手順を 確かめ、下絵に 合わせて版の彫 りを進める。 ・製作の手順を 知る。 ・カーボン紙で 版木に下絵を写 す。 ・版木の彫りを 進める。 |
製作のテーマ |
関・意・態 ・製作の手順に沿ってけがをしないように安全に気を配りながら製作を楽しもうとする。 <活動の様子> 発想・構想 ・製作の手順を確確かめる。 <活動の様子> 技能 ・下絵に合わせ彫るところと残すところを確かめて彫り進める。 <活動の様子、版木> 技能 ・彫刻刀を正しく安 全に使う。 <活動の様子> |
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重ねずりの技法や製作の手順をたしかめながら、試してみよう。 |
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・製作の手順を示し、重ね刷りの方法や手順を確かめながら、試しの製作を進めるよう伝える。 <板書> |
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製作の手順 1.カーボン紙を使い,版木に図がらを写す 注)図がらは,さかさまに刷り上がります。向きに注意!! 2.どこを彫るか確かめながら,彫刻刀で図がらを彫る。 注)あまり深く彫りすぎないようにしましょう。 注)自分の手,周りの人の様子に気を配りましょう。けがに注意!! 3.重ねる順序に気をつけて,刷り紙に刷る。 注)パレットの上でインクをよくのばします。つけすぎに注意!! |
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・版木の上に、カーボン紙、選んだ型紙を重ね、型紙の形をそのままなぞり、下絵を写すよう指示する。 ・版木に写した下絵の様子を確かめながら子どもに声をかけ、彫るところ、残すところをよく確かめ彫り進めるられ るようにする。 ◇製作の様子から一人一人の彫刻刀の使い方を確認し、必 要の応じて安全な使い方の指導を行う。 |
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5 分 |
・次時の学習について知る。 ・片付ける。 |
・次回は、「ためしてみよう」後半の学習、版画の刷りと結果の確かめを進めることを伝える。 |