地理的な見方や考え方を高める 中学校社会科指導の工夫

−見方や考え方の視点に基づいた課題解決型ワークシートの活用を通して−


                           長期研修U 研修員  佐藤 芳正

 研究の概要
 本研究は中学校社会科の地理的分野において、地理的な見方や考え方を高めることをねらいとしたものである。
  具体的には、資料から「どこに、どのように」「なぜ、そこでそのようになっているのか」などを読み取り、その視点に基づいた課題解決型ワークシート を活用して生徒の記述内容を毎時間評価し、助言をフィードバックする。記述内容の変容の分析と客観テストの結果から、地理的な見方や考え方の高まりを検証した。