長期研修員 佐藤 多佳子
研究の概要
本研究は、小学校国語科「読むこと」において、思考の言語化を取り入れた単元構成により、一人一人の物語文の解釈を生み出すことをねらいとしたものである。具体的には、考えたことを話したり書いたりする言語化を取り入れながら、つかむ過程で物語 文全体の概要をとらえて単元の学習についての見通しをもち、追究する過程で課題を解決しながら主題に迫り、まとめる過程で学習を振り返り自分の言葉で再構成ができるよう、指導の工夫を図った。