中学校理数教育における 思考力を高める授業に関する調査研究
―類推的・帰納的・演繹的な指導方法の分析を通して―
長期研修員 樋口 孝行
《研究の概要》
 本研究は、中学校理数教育における思考力を高め、概念や原理・法則の理解を深めるための授業構想の在り方を具体的に明らかにするものである。そのために、思考力を類推、帰納、演繹の三つの推論を視点にしてとらえ、この推論を取り入れた学習指導をそれぞれ、類推的・帰納的・演繹的な指導方法とした。そして、群馬県内の中学校の数学と理科の教師を対象に、日頃、重視している授業と行っている指導方法に関する調査を質問紙を用いて行い、思考力を高めるための指導観と指導方法を統計的に明らかにした。
 そして、分析結果を基に、思考力を高める授業構想の在り方を提言する。
研究報告書 概要版 資料@(データ) 資料編A(指導案)
類推的・帰納的・演繹的な指導方法を適切に組み合わせることによって、 数学的活動の充実を図った問題解決的な学習を構想することができます! これを見れば、思考力を高める授業づくりはバッチリだよ!