本研究は、道徳の授業において副読本に頼る単調な展開を脱することを目指した実践的研究である。道徳的価値に気付かせるために実在の人物の生き方に視点を当て、児童の心に響くマルチメディア道徳資料を作成し、授業実践を通してその有効性を検証した。児童は食い入るように本資料を投影した画面を見つめ、登場した人物と自分の生き方を重ね合わせながら、道徳的価値を自覚し、自分の生活に生かそうとする姿が見られた。
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心に響くマルチメディア道徳資料の作成

教育情報グループ  特別研修員  加藤 寿生(前橋市立荒子小学校)
 



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