〈研究の概要〉
本研究は、書くことの指導において、「相互に見合う活動」を取り入れることにより、 読み手に分かりやすく伝える文章が書ける児童を育てるよう工夫したものである。具体的には、作文の「取材・発想」「具体例記述」「全文記述」の段階でそれぞれの観点に沿って文章を見合うことで、ほかの児童の文章のいいところに気付いたり、どこを修正すれば分かりやすくなるかを指摘し合ったりして、自分の文章を推敲する活動を行った。