義務教育研究グループ  長期研修U研修員 青木 新一
研究の概要
 本研究は、児童が考え方を言葉で表現し合う振り返り活動を取り入れて、数学的な考え方が活用できる児童の育成を目指したものです。
 児童が問題を解決した後、その解決の時に用いた考え方を振り返り、解決に有効だった考え方を言葉で表現し合い名前を付けることで 数学的な考え方に気付きます。その後、新たな問題で、児童が学習経験を振り返り解決に使えそうな考え方を言葉で表現し合うことで、数学的な考え方を想起し活用できるように授業実践を行ったものです。
授業実践 6年 「分数のかけ算とわり算を考えよう(1)」(分数×整数、分数÷整数、分数×分数)
数学的な考え方が活用できる児童を育てる
       算数科指導の工夫
―児童が考え方を言葉で表現し合う振り返り活動を取り入れて―
どう考えたらよいか思いつくようになったわ。
解き方を説明できるようになったよ。
より早く簡単に解けるようになったよ。
「かけ算の考え」で考えます。
研究報告書 資料(指導略案、学習シート)