長期研修員 提橋 浩二
< 研究の概要 >
本研究は、中学校社会科における思考力の育成にかかわる学習指導の実態、及び思考力の育成が課題と指摘される要因を究明するものである。
具体的には、思考力を「比較」、「関連」、「意味」、「総合」、「批判」、「分析」、「類推」、「多面的・多角的」の八つの視点でとらえ、それらを取り入れた学習指導の実施状況や実施にかかわる教員の意識についての調査を行った。分析結果から、八つの視点を取り入れた学習指導の意図的、総合的、継続的な実施、及び指導上の課題解決に向けた提言を行うものである。