本研究は、委員会活動において、教師の適切な指導や振り返りの工夫を取り入れることで、生徒一人一人の自主的、実践的な態度を育てることを目指したものである。具体的には、全校で学校課題を解決するキャンペーン活動を設定し、話合いの視点を示した「話合いカード」や話合いの流れを示した「活動シート」を活用できるようにしたり、自己評価と相互評価を基にした振り返りを委員会と全生徒で共有できるようにしたりした。