児童の規範意識に関する調査研究


−道徳の時間における規範の内面化に着目して−

長期研修員  木暮 聡美



 本研究は、教師及び児童を対象に、児童の規範意識に関する実態調査や道徳の時間の指導に関する調査を分析することで、児童の規範意識をはぐくむための道徳の時間における有効な指導を統計的に明らかにしようとするものである。具体的には、道徳の時間において、他者とのかかわりを意識させ規範の内面化を図ることが、規範意識をはぐくむ上で有効であることを明らかにする。そして、内面化を図る道徳の時間の指導の在り方を提言する。