本研究は、「書くこと」の指導において、生徒が効果的に表現することのできる力を身に付け、文章表現力を向上することができるよう指導の工夫を行ったものである。具体的には、表現効果カードを活用した活動を取り入れた。題材中の優れた表現(効果的な表現)に接して、その条件を探り、自己の文章表現に活用するための公式作りを行い、その後、各自が表現する学習に取り組んだ。なお、題材として「徒然草」と「方丈記」を扱った。
【キーワード:国語−高 表現力 表現効果 公式作り 古典】
長期研修員 皿山 倫義 群馬県立高崎商業高等学校