−数学的な推論を支える推理の活動を取り入れて−
長期研修員 荒巻 武一
本研究は、図形領域において演繹的な考え方を高めるために、生徒が課題から仮定と結論を認識し、仮定から結論までの証明の筋道を論理の規則に従って組み立てて考えることを目指した。そのために、単元を通して数学的な推論を支える推理の活動を授業に取り入れ、生徒が見通しをもって追求することを手立てとして考えた。本活動を通して、一般化できる事柄を筋道立てて考え、三角形の合同条件の活用ができるようにした。