長期研修員 加藤 寿生
本研究は、小学校国語科「書くこと」の指導において、図表や写真を用い、立場を変えて書く活動を取り入れることを通して、自分の思いを書く力を高めることを目指したものである。具体的には、新聞形式を用い、一つのテーマについて、用紙の右側に自分の思いとは異なる立場から書いたのち、左側に自分の立場から書く。相互の立場で書いた作品を交流することによって深まった自分の思いを、もう一度端的に書く活動を行った。